歴史

 約千年前、山梨県北部山岳「御嶽昇仙峡」の奥地金峰山周辺から水晶原石が発見されたことに始まります。当時は原石をそのまま置物等に珍重されていました。

 今からおよそ170年前、天保年間(1830〜1844)京都の「玉造」より職人を迎え、鉄板の上に金剛砂をまいて、玉の手磨き方法を習得したのが水晶加工の始まりです。

 明治9年(1874)山梨県令(現在の知事)藤村紫朗は甲府に勧業場の一部に水晶加工部を置いた。また、清国(現在の中国)に技術講習生を送り1年間修行させた。