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Q:一人前の職人になるのに何年位かかるか?
A:人それぞれによって多少は変わりますがおおよそ10年位です。
Q:上手になるのに何年かかるか?
A:人それぞれによって多少は変わりますが、名工に成るには30年くらいです。
Q:水晶細工を作っている工場と働いている人は何人くらいですか
A:水晶細工を作っている工場は70工場。山梨県で作っている人は200人位います。
Q:女の人は何人ですか
A:40人くらい
Q:男の人は何人ですか
A:160くらい
Q:後継者は減っていますか?
A:はい減っています。
Q:水晶細工の工場の大きさはどれくらいですか
A:工場の大きさは30平方米くらいで2〜5人で働いています。
Q:水晶作りをして、一番大変な作業は何か?
A:この宝石はどのような形に作るのが一番きれいになるかをみきわめる時です。
Q:水晶細工を作る道具(機械)は
A:機械
原石切断機、小型切断機、彫刻加工機、超音波加工機、バレル研磨機、グラインダー研磨機、平面研磨機、丸玉研磨機、ボール盤

工具
鉄コマ・・・約50種類、木コマ・・・堅木、軟木(桐、柳)各8種類
Q:昔と今の道具に違いは?
A:昔は・・・手摺で、鉄板の上に研磨剤をまいて摺りました。作るものを回しながら形をきめました。

今は・・・回転工具を使っています。原石切断、切込み等はダイヤモンド砥石を使います。
Q:水晶細工で一番気をつけることは
A:欠込みするとき余分に欠込ま無いこと。(宝石の加工は取り退いて形を作ります。)
Q:一年間の生産量は
A:平成10年度の生産量は18億円です
Q:大量生産は出来ますか
A:小さい玉は量産加工が可能です、しかし、彫刻品は一品製作です。
Q:どうして水晶細工が盛んですか
A:昔は水晶細工だけでしたが、現在は世界中の宝石を集め、これを細工加工しているからです
Q:工夫しているところはなにですか?
A:天然の宝石を加工するので、宝石の色合い、縞目をどの様に活かすデザインにして作品を仕上げるか等です。
Q:努力していることは
A:お客様に、喜ばれるような作品を作るため、デザインの勉強をしています。
Q:外国からの輸入品もありますか?
A:宝石の加工は、日本よりも外国のほうが盛んですので、輸入品も有ります。
Q:嬉しいことは何ですか?
A:天然の宝石の味を活かした作品が完成され、お客様に喜ばれたとき。
Q:苦労しているのは何ですか?
A:お客様に喜ばれるデザイン開発です。
Q:困ることが有りますか
A:天然の宝石のため、加工していくと思わぬ傷や色むらに遭遇するとき
Q:色は何色有りますか?
A:色は無色透明から真っ黒迄あらゆる色が有ります。
Q:労働時間は
A:一日大体8時間位です。
Q:作った物はどこへ売りますか
A:日本国内がほとんどです
Q:外国へ売れますか
A:輸出は現在していません。
Q:昔や今の占い者がよく、水晶玉を使っているがそれはなぜか
A:いろいろな考え方が有りますが、私には分かりません。