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「中小企業タイムズ」アーカイブ(書庫)

平成14年(2002)2月号

山梨県中小企業団体中央会機関誌■平成13年度中小企業組合活性化情報

2月号の紙面から

主な内容
 ●共存、共栄、共済のテーマで  新春中小企業団体交流会
 ●再資源化施設の早期整備への積極的取組みを
 ●コラム「のろし」
 ●景況情報
 ●私の履歴書 渡邊彬氏(中央会副会長、都留信用組合理事長)
 ●Q&A「不渡り事故について等」
 ●業界最前線「やまなしの名物 食編」
 ●短時間労働者雇用管理改善等事業
 ●活動あれこれ
 ●支所日誌
 ●事業団日誌


2月号詳細記事

業界最前線「やまなしの名物 食編」

 山梨県には、恵まれた自然風土(山、盆地、気候等)で育まれた水晶研磨、甲州印伝、ワイン等多くの地場産業製品があります。その中でも、今回は山梨のなつかしの味、その土地でしか味わえないとっておきの味、そんな山梨のおいしい名品を紹介します。

■「ほうとう」
                              山梨県製麺協同組合
 ほうとうは、古くから「甲州名物うまいもんだよ、カボチャのほうとう」と言って、山梨県の名物料理として、全国にその名を知られています。
 平安時代の末期、遣唐使により中国から日本へと伝わったほうとうは、おもに朝廷などで食べられていた高価な食品でした。
 やがて戦国時代には簡単で栄養のバランスが優れた野戦食として、武田信玄の軍勢に利用されました。
 今では、ほうとうは甲州地方の郷土料理として多くの人々に愛されています。
 ほうとうは、小麦粉を主な原料とするめんで、普通のうどんより幅が広く、厚みもあり、季節の野菜や肉といっしょに味噌で煮込んで食べます。一種の煮込みうどんのようなものです。
 ほうとうは、冬場の食べ物というイメージが強いのですが、最近は夏でも食べられる夏用ほうとう「おざら」も開発され、1年中味わうことができます。
 自分達で作る「ほうとう」の味は格別であり、簡単に作ることができますので、ぜひ、お試しください。
〈お問い合わせ先〉山梨県製麺協同組合 山梨県甲府市国母6-6-4
         ?055−226−6768

■「甲州小梅」
                              山梨県漬物協同組合
 山梨県は小梅の生産量が長野県に次いで全国第2位ですが、製品の出荷量は全国第1位です。小梅が山梨で採れるのはもちろんですが、品種として甲州小梅という名前が付けられており、他県では例を見ません。
 甲州小梅は、山梨で昔から栽培されており、甲府盆地周辺が主産地であり、特産品となっております。甲州小梅は、小梅の中で一番種が小さく、果肉のあつい品種です。
 梅は今から1500年ほど前に中国から伝えられたもので、薬のかわりとして用いられて来ました。梅は、驚くほどの多くの薬効を持っています。
 特に梅にはクエン酸という殺菌効果の高い酸が含まれており、クエン酸はレモンなどの果物にも含まれますが、梅に含まれているクエン酸の量は果物などの5倍から7倍にも達しています。
 また、梅の効用は疲労回復、ダイエット、便秘や下痢の解消、解毒、老化防止、血液の浄化、高血圧や肝臓、胃腸障害などの成人病、ストレス解消などの様々な効用があります。
 組合では総力を結集して特産品である甲州小梅の栽培産地振興と更なる市場開拓を目的に小梅のPRに全力で取り組んでおります。
〈お問い合わせ先〉山梨県漬物協同組合 山梨県甲府市国玉町1310
         ?055−237−6688

■「鮑の煮貝」
                           山梨県水産加工事業協同組合
 鮑の煮貝と言えば、山梨の名産品として地元のみならず他県でも有名です。
 しかし、海を持たない山梨で、何故鮑の煮貝が名産品になったのでしょう?
 甲陽軍鑑によると、駿河湾沼津に出た甲州商人が、帰路、陸揚げされた鮑を浜で煮込み、醤油樽につけ込んで馬の背に乗せて山を越える間に醤油の塩分が適度になじみ、柔らかく熟成された鮑煮貝が出来上がり、それを甲斐の武将、武田信玄公が高く認め、激戦での栄養補給等に使われのが始まりと言われています。
 その後一般流通が進み、もともと塩分高くすることによって保存力を高めていた煮貝を、工業技術の発展により真空パック等の使用で保存力を高め低塩分に成功し、更に一般化を加速させ現在のようになりました。
 また、原料である鮑の大半をオーストラリアからの輸入に頼っている一方、アジアを中心に煮貝の輸出も活発に行われています。
 海の無い山梨県で、非常に珍しい海の幸の名産品を、是非大切に守っていきましょう。
<お問い合わせ先> 山梨県水産加工事業協同組合 山梨県塩山市藤木1870
          ?0553−32−3324


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