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ホーム「中小企業タイムズ」アーカイブ(書庫)平成14年(2002)6月号

「中小企業タイムズ」アーカイブ(書庫)

平成14年(2002)6月号

山梨県中小企業団体中央会機関誌■平成14年度中小企業組合活性化情報

6月号の紙面から

主な内容
 ●第47回中央会通常総会を開催
 ●中小企業白書発表される
 ●コラム「のろし」
 ●景況情報
 ●MEET THE 理事長「山梨運転代行事業協同組合 代表理事 丹澤忠義氏」
 ●金融アラカルト(商工組合中央金庫甲府支店)
 ●Q&A「中小企業投資促進税制」
 ●全国組合活動紹介
 ●活動あれこれ
 ●組合ホームページ紹介
 ●若者の声


6月号詳細記事
■若者は政治に興味があるのか?
 7〜8年ほど前の話である。普通高校の3年生に日本の総理大臣は誰か、聞いたことがある。予想通り答えられなかった。しかし、その生徒はアメリカの大統領は答えることが出来た。日本の総理大臣のように誰がやっても同じで、すぐに変わってしまうので覚える気にならなかったらしい。当時の高校生は政治に対してあまり関心を示さなかった。
 現在の高校生に日本の総理大臣の名を聞いてみるとほとんどの生徒が「小泉総理」と答えられた。ではここ数年で何が変わったのだろうか。先ず、小泉政権が1年間以上続いていること。マスコミが政治家のことをワイドショー的に頻繁に取り上げる様になったことなどがある。今の高校生にとっても最も有名な政治家は「鈴木宗男」「田中真紀子」「辻元清美」・・・などである。
 女子高生に聞いてみると、厳しい意見や感想などが次々に出てくる。そして、政治・政治家や役人に対する強い不信感や不快感が感じられる。「ワイドショーや情報番組はよく見る」「政治家って悪いことばかりしている」「外務省はひどい」「派閥とか足の引っ張り合いをしてる」「言い訳ばっかで、見苦しい」「国会は悪いことをした議員を責める所」「法律を作る時、ちゃんと議論してるの?」「税金を無駄遣いしないで欲しい」「消費税はいや」「不良債権って何」「言っていることが矛盾している」など、言いたいことが山ほどあるようだ。狂牛病問題、雪印食品の問題等も政治家のスキャンダルなどでどこかに飛んで行ってしまった。
 高校生にとって政治が身近な出来事になったことは確かである。マスコミに、おもしろおかしく取り上げられ毎日のように繰り返されれば、刷り込まれるのも当然である。実は高校生はマスコミの影響を強く受ける。そして、高校生が政治を身近に感じる?ようになったのはマスコミのおかげである。また、政治や政治家に対する不信感を助長している?のもマスコミなのかもしれない。政治家にも国民のために一生懸命頑張っている人が大勢いるのに・・・。
 中学生までに三権分立(司法・立法・行政)は学んでいるが、内閣と国会が区別できない高校生も多い。その原因は政党名が似ていて政策の違いも判りにくいし、連立政権、族議員、派閥のかけひきなど難解な部分が多いからかもしれない。ある大人がこう指摘する。与党が法律を作り与党が内閣を作っているので、実質は立法も行政も同じではないのかと。
 若者はマスコミをはじめ身近な大人の影響を強く受ける。国会議員や秘書の汚職や選挙での投票率の低さ、選挙違反などを見るたびに、若者の政治不信も無理もないことなのかもしれないと感じる。



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