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ホーム「中小企業タイムズ」アーカイブ(書庫)平成15年(2003)1月号

「中小企業タイムズ」アーカイブ(書庫)

平成15年(2003)1月号

山梨県中小企業団体中央会機関誌■平成14年度中小企業組合活性化情報

1月号の紙面から

主な内容
 ●新年あいさつ
 ●年賀広告
 ●特別企画  年男・年女「抱負を語る」
  (協)山梨県鉄構工業会青年部、(有)小林建鉄 専務取締役 小林弘和氏
   山梨県中小企業団体事務長会長、甲府ハイヤー事業(協)専務理事 保坂輝行氏

  山梨県生花商業(協)理事長、フラワーセンター芳華園社長 野田芳明氏

   山梨県美容業生活衛生同業組合、丸山美容室オーナー 丸山和美さん
 ●県内トピックス 活動あれこれ

1月号詳細記事

■年男・年女 「抱負を語る」

 
「忍耐強くコツコツと・・・」

協同組合 山梨県鉄構工業会青年部

有限会社 小林建鉄 専務取締役  小林弘和氏

●「年末年始のすごし方を教えて下さい」
 お正月休みは、家族でスキーへ行くのが恒例行事となっています。今回も長野県志賀高原の方へ行く計画になっています。家族は妻と小学2年の長女、保育園年長の長男の4人家族ですが、毎年、年末年始は家族へのご奉仕期間となっています。仕事上、家族サービスをしている時間があまりとれないので、家族みんなで楽しみしている行事の一つになっています。
 
 
●「趣味はありますか」
 小学校から高校まで野球をやっていましたが現在はすっかり野球とは無縁になってしまい、もっぱら仕事に明け暮れる日々と年に10数回のゴルフ、更には、冬の訪れとともに始めるスキーです。
 
 
●「仕事についての思いをお聞かせ下さい」
 家業を引き継いでいる訳ですが、高校(甲府工業高校 建築科)卒業後、3年間の修行の後22歳の時に実家に戻ってきました。平成2、3年くらいですから、ちょうどバブル期の絶頂だった頃です。黙っていても仕事が転がり込むような時期でしたが、無理に仕事量を増やさずできる範囲で仕事をこなしてきました。今考えてみれば今日の景気低迷期を迎え、売り上げこそ絶頂期の半分に落ちたものの、バブル期に焦らず、地道に仕事をこなしてきたことが、現在の安定した仕事に結びついていると考えています。
 
 
●「昨年を振り返ってみていかがでしたか」
 現在、両親と従業員2人の5人で会社を運営してます。最近では、ユニットハウスを主流としものが多くなってきており、ここ数年仕事量も増えてきています。ユニットハウスのメリットとしては環境面にいいのと簡易に移動できる、更には材料加工から完成まで短期間で納品できるといった面ではないでしょうか。関東近県にも多く抱えておりこれからも仕事の主流になってくると思います。
 また、組合青年部の活動においても、技術向上のための講習会や研修会に積極的に参加する等充実した1年だったと思います。
 
 
●「今年の抱負をお聞かせ下さい」
 平成15年の今年、「親父の後を次ぎたい・・・」と幼い頃からの夢を叶え、現在の仕事について14年目を迎えます。これまでこの仕事を続けてこられたのも、学生時代の野球経験から得た忍耐力と、いつも仕事の面から支えてくれる両親、いつも影で支えてくれる妻や2人の子供たちも励ましがあったこそだと感じています。
 年男という節目の今年、それぞれの支えを胸により一層仕事に打ち込んでいきたいと考えています。
また、最近では上の娘からよく「あまり飲み過ぎないでね・・・」と言われてますから、お酒の量をがんばって減らすことと、下の息子が今年小学校に上がりますから、これを機にキャッチボールができるようになったらうれしいですね。
 
 
●「最後に座右の銘をお聞かせ下さい」
 座右の銘ということではありませんが、普段から思っていることは“約束を守る”ということです。仕事にしてもそうですが納期をできるだけ守るように心がけています。
 

「前進あるのみ」

山梨県中小企業団体事務長会 会長

               甲府ハイヤー事業協同組合 専務理事 保坂輝行氏

●「お正月の過ごし方は?」
正月は、自宅でのんびり過ごすことが多いが、元旦は地元自治会や神社の新年互礼会に出席し、年始のあいさつ回りに出かける。下部温泉へ1泊旅行に出かけることもある。ただ、今年は東京に住んでいる子供が企画してくれて、鬼怒川温泉に2泊3日の旅行に出かける。
 
 
●「昨年を振り返っては?」
 会長を務めている山梨県中小企業団体事務長会が創立30周年を迎え、記念式典を開催したことが印象に残っている。組合活動(甲府ハイヤー事業協同組合)では、組合に営業委員会を設け、営業方針を明確にし、タクシークーポン券の発行や運転代行の活用を促進している。昨年6月の道路交通法の改正により、飲酒運転の罰則が強化されて運転代行を使う人が増えている。今は、飲食店などに運転代行を使ってくれるようPRしており、積極的に営業を展開している。私も、甲府交通安全協会の会長に昨年就任し、飲酒運転の撲滅を推進している立場からも、運転代行事業を強化していきたい。プライベートでは、慶睦会のゴルフ、旅行でハワイや中国に出かけ、とても充実していた1年であった。
 
 
●「今年の抱負は?」
 希望だが、やはり景気が良くなってほしい。景気が良くなれば、売上も伸びるし、業界も良くなるだろう。事務長会では、会員増強や会員同士の連携等内容を充実し、メリットがある組織にしていきたい。また、今年こそは慶睦会のゴルフで是非優勝したい。結局は健康でいるのが一番、平和で住みよい世の中になってほしい。
 
 
●「あなたの座右の銘は?」
 「過去にこだわらず、前進あるのみ」前向きにいきたい。
 
 
●「最後に一言」
 現在、組合活動の他にも、保護司、青少年育成推進協議会穴切地区会長、青少年育成甲府市民会議副会長を務めており、青少年の健全な育成活動に取り組んでいる。昔と比べ今の子供は扱いにくくなっているが、これからも積極的に活動していきたい。
 

「健康第一」

                      山梨県生花商業協同組合 理事長

                      フラワーセンター芳華園 社長 野田芳明氏

●「のんびりと」
 正月休みは元旦の1日だけです。毎年、女房と二人で武田神社にお参りに行ったあと、家でのんびり過ごすのが我が家の恒例の行事です。昔は除夜の鐘を聞いた後店の大掃除をするといった具合に忙しい時もありましたが、今は昔に比べれば時間ができました。
 
 
●「昨年を振り返って」
 昨年の11月に開催された「ジャパンフラワーフェスティバルやまなし2002」が思い出に残っています。なんといっても日本最大級のフラワーイベントですし、山梨での開催は当分ないでしょう。そんな機会に組合として、その組合の理事長として協力させていただいたことは大変光栄でした。そして何より嬉しかったことは、イベントが当初の予想を上回る大盛況だったことです。たくさんの皆様に来場していただいて、その方々に花に興味を持っていただく良い機会として大成功だったと思います。
 
 
●「経営環境は依然厳しい」
 総体的な花卉の生産量は増加傾向にあり、消費量もほとんど変化がありません。しかしながら、我々小売店の経営は売上高ダウンにより厳しいものとなっています。原因の一つはショッピングセンターやホームセンターなど集客商業施設での花卉の販売です。加えて、郊外型大型商業施設への消費者の流出による客数減は、商店街に店を持つ我々にとって影響が大きくでています。原因のもう一つは斎場での花の取り扱いです。最近、各地域に斎場ができていますが、昔は利用者から直接花の受注を受けていたものが、今では斎場を通さないと受注できません。斎場へ支払う手数料で利益が減少しています。
 
 
●「今年の抱負」
 組合の理事長として組合活動を充実したものにしていきたいと思います。ITの進展は我々のような小売店でも取り組まざるをえない状況となっています。このような経営環境の変化への対応をテーマとした研修会や、花のPRを兼ねたイベントを実施していきたいと思います。うちの組合は青年部活動・女性部の活動が活発ですので、その活動への支援も重点事項です。とにかく存在意義のある組合を目指していきます。
昨年末、山梨県で第3次山梨花総合計画による花卉の振興基本方針が策定されました。この基本方針を軸に、生産者と卸業者と我々小売業者が一体となって花に対する意識を高め、結果的に消費者の皆さんに花の良さや尊さを知っていただきたいと思います。
 
 
●「世代が変わり、経営も変わる」
我々専門店の強みは「技術・花保ち・値段」だと言えます。今まではこの強みが我々のよりどころでしたが、前述したとおり、経営環境が厳しくなり、花の流通システムが激変してきている現状では、これまでの取り組みを変えていく努力「経営改革」をはかっていかなければなりません。幸いにも我が業界では世代交代がうまくいっており、若い経営者層が増えています。彼らはこれまでにない新しい取り組みを試みています。世代が変わることで経営が変わり、時代に対応した花屋になっていく、このような好循環が続くことを願います。
 
 
●「健康第一」
 患って健康の尊さを知りました。健康でなければ何かをしようとしても何もできません。また、健康を害することで周りの皆様にご迷惑をおかけすることもあります。うちの店では生花を扱っています。その生花の精気をいただきながら、まず、健康に注意して、組合のため、業界の発展のため努力していきたいと思います。
 

「一期一会」

     山梨県美容業生活衛生同業組合

     丸山美容室 オーナー  丸山和美さん

●「この仕事を選んだ理由は」
幼い頃、母に連れられよく美容室に行きました。カットやセットをしているうちに母をみるみるきれいに大変身させる美容師は、幼い私にとって魔法使いのように思え、あこがれの的でした。
今に思えばそれがこの職業を選んだきっかけだったかも知れません。
 
 
●「苦労話をお聞かせ下さい」
私は、この仕事が大好きです。仕事で苦労と思ったことはありません。
この仕事を続けることが出来たのは、主人を始め家族の協力がなくては続けることはできませんでした。なぜならば美容師は、サービス業のため、お客様は土曜日と日曜日に集中するため休むことができず、子供たちに寂しい思いをさせました。
しかし、主人や姑が子供達の面倒をよく見てくれました。気がつくと子供達は、私より主人にいろいろ相談したり一緒に外に出かけたりしていました。
私にとってのつらいことと言ったら、仕事のことより、娘達が小さい頃、一緒になかなかいられなかったことですね。
 
 
●「年末年始のすごし方を教えて下さい」
大晦日は、いつも新しい年を、きれいなヘアースタイルで迎えようというお客様で夜遅くまで仕事に追われています。仕事が終わり、最後のお客様が帰った後、一年の感謝の気持ちを込め、最後に家族の髪を整えてその年の仕事納めとしていました。
こんな行事も子供達が大きくなるにつれてなくなってしまい、今となっては、よい思い出となっています。
 

●「昨年を振り返えればどんな年でしたか」
「不景気知らずの商売でいいね」とよく言われます。しかし、業界全体として昨年は、非常に厳しい大変な年だったと思います。但し、私的には、末娘が一昨年、いつも仕事に追われていた私を娘なりに見ていたのでしょうね。私と同じ道を歩むと聞かされ、驚きと同時にうれしさで胸が熱くなりました。心の底から応援してきたこんな娘が、この春に、美容学校を卒業し美容師として第一歩を踏み出します。
ですから、昨年は私にとって未来に明かりが見え始めた、すばらしい一年でした。
 
 
●「今年の抱負をお聞かせください」
先程も言いましたが、末娘が美容学校を卒業し社会人に成ります。同じ道を行く先輩として見守っていきたいと思っています。
ただ、仕事やプライベートなどで迷ったり、悩んでいるような場面があったら、さりげなく同姓や仕事の先輩あるいは、母としてアドバイスやエールを送りたいと思います。
また、私は、「茶道」「ちぎり絵」「ゴルフ」と趣味を多く持っています。昨年までは、経済的にも精神的にも気乗りがせず、色々なところで一歩おいていたような気がします。
今年は、年女です。色々な条件も整ってきましたので、例年になく気合いが入っています。「何か残したい」「チャレンジしたい」と思っています。仕事に、遊びに全力投球したいですネ!
 
 
●「最後に好きな言葉を教えてください」
「一期一会」茶道のおもてなしの心得です。「一生にただ一度だけ会うこと。一生のうち一度限り出会う」という意味合いです。
招く方も招かれる方も、このバランスの上に成り立った、同じものが二度と来ない貴重な時間を共有しているのです。「一期一会」という言葉の意味を、そんな風に自分なりに理解しています。ですから、「お客様との出会いにいつも感謝しています!!」


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