![]() |
![]() |
![]() |
●室内の消臭には竹炭で処理
竹炭は臭い成分を物理的に吸着し、炭の孔に住み着いた微生物が分解するという生物学的な作用で消臭する。
●水の浄化力は竹炭で1000倍になる
水道水の約70%は河川から取水しているが、現在の浄化技術では完全に処理できず、日本の10%の人が「カビ臭い」と感じている。
一般的には小さく割った石片を水底に敷きつめて、その表面に住み着く微生物に汚染物質を分解させる浄化法がとられている。しかし、小石の代わりに竹炭を用いると、洗浄力は1000倍以上にもなる。
八王子市の実験―。
地元の婦人会が約120kgの炭を2〜5cmの長さに砕いて袋に入れ、多摩川の支流・南浅川にそそぐ生活排水路に敷きつめた。その結果1か月後には悪臭がなくなり、3年後にはウグイが産卵し、ホタルが飛び交うようになった。
水質はアンモニアが3.9ppm→0.17ppmに
BODは11.0ppm→4.50ppmになった。
●竹炭で水は1日でおいしくなる
昔から「名水」と呼ばれる天然水には、カルシウム、マグネシウム、カリウム、マンガンなどのミネラル成分が適量にバランスよく含まれています。
竹炭を水道水1l当たり約100gの割合で入れると、カルキ臭の基である塩素を初め、カビ臭さの基になっている有機物や不純物をわずか一昼夜で吸着し、微生物がきれいに分解します。
最良の方法は、電気ポットに竹炭を入れることです。竹炭のミネラルは人間に欠かせない栄養素です。カルシウムは、その97〜99%までリン酸塩、炭酸塩として骨や歯をつくるほか、残りの1〜3%、も血液、筋肉、神経などの栄養素として機能します。
日常の食生活で不足しがちなカルシウムを補うのに竹炭は有効です。
●竹炭でご飯を炊くと、熱がコメ粒の芯まで通り、ほんとうに美味
米5合に竹炭100gの割で炊き込みます。
水も竹炭で浄化しておいたものを使うとなお良い。竹から放射される遠赤外線効果によって、熱がコメ粒の芯まで通り、炭から溶け出したミネラルとの相乗効果で美味しくなる。
竹炭をそのまま炊飯器の中に入れておくと、保湿時の臭いや黄ばみがなくなります。これはアルカリ性の竹炭が酸化を防ぐからです。
●カマボコ工場では、材料の魚肉を炭を入れた水でさらすと身がよくしまり、弾力のある風味に仕上がります
●ヌカ漬けを作る時に竹炭を入れると発酵が良くなり、風味も良くなります
●乾燥食品をもどすときに竹炭を入れた水を使うと早くもどる
●竹炭で自家製アルカリ温泉
入浴剤としては高温(1000度)で焼かれた白灰がよい。
家庭用風呂では約1〜2kgをカゴか網袋に入れて使用。
竹炭が湯の中で加熱されると、竹炭から放射される赤外線の波長が短くなり、からだがよく温まり湯冷めもしません。又、肌がスベスベになります。
竹炭に含まれているアルカリ成分が浴槽の中に溶けだして、アルカリ温泉の気分になります。日本の温泉のほとんどが酸性ですから、竹炭を入れたアルカリ温泉には希少価値があります。
水をきっておいて1週間に1度天日に干す。1か月に1度新しい炭と交換する。
●竹炭で電磁波から身を守る
携帯電話、OA機器などから発生する超低周波の電磁波が人体に及ぼす影響・・
(ガン、脳腫瘍、不妊、異常出産、白血病などが心配されている)
竹炭を身につけたり、置いたりすると雷を防ぐ避雷針の役割をします。
電磁波とは電気を使ったときに発生する電気と磁気の流れのことであり、携帯電話の電磁波がエックス線装置、血圧計、輸液ポンプ、人工心肺装置などの医療機器の62%にえいきょうする(郵政省調べ)。
アメリカでは携帯電話は2.5cm離して使うというガイドラインが定められています。
●竹炭入り寝具で不眠症にサヨナラ
多孔質の竹炭にはすぐれた吸湿作用や消臭作用があり、枕に竹炭を入れるとひんやりとした感触が湿気といっしょに頭部の熱を吸収して、快眠を防げる頭のホテリを防ぎます。
竹炭入りのマットを使うと、竹炭の遠赤外線の温熱効果で手足の先まで温まり、頭寒足熱の健康的な睡眠ができます。
人は睡眠中に炭酸ガスや汗などの水分を出します。竹炭は臭いと一緒にこれを吸収します。(あるメーカーの実験によると、炭入りの枕は頭部の湿度を67%程度の安定した状態に保つ効果合あることが確認されています)。
竹炭入り(粒状)枕は、枕の中に頭が沈みこまず、粒が首筋を適度に刺激して、マッサージ効果も生みます。粒状の竹炭にキリやヒノキなどのチップを混ぜ、それぞれの特性を生かして、性能を高めている製品も増えています。
●竹炭で洗濯すると肌にやさしく、川も汚さない
約1kgの竹炭を水洗いし、古いストッキングなどにワインボトルのコルク栓やカマボコ板などと一緒につめ、口を輪ゴムで止め、ストッキングの余分な部分は折り返して二重にする。塩をひとつまみ(茶さじ一杯分)加えて洗濯する。
竹炭の成分のカルシウム、カリウムなどは水に溶けるとアルカリ性の水溶液となり、石鹸や洗剤と同じ働きをします。落ちた汚れの成分を竹炭がどんどん吸着します。
市販の合成洗剤と比べてもほとんど差はありません。排水にしても川を汚す心配がありません。
●野菜・果物・生け花の鮮度が長持ち
生鮮食品の保存基本は、温度を下げて野菜や果物の呼吸を抑えること。10℃以下の冷蔵庫を使う。
生鮮野菜や果物はエチレンガスを発生し、このガスは作物の成熟、落葉、開花などを促進するために有効なホルモンの一種で、この作用が野菜や果物の熟成老化を早めるもとになります。鮮度を長持ちさせるには、このエチレンガスを初め、悪臭のもとになるアンモニア、トリメチルアルミン、エチルメルカプタンなどのガスまで吸着します。又、使用後の食用油に手の指位の炭を1本入れておくと、油の酸化を抑え、鮮度を長持ちさせます。
又、米の容器に入れておくと虫がつかず、古米がおいしくなります。
又、生け花を長持ちさせるには、竹酢液を使いますと切り花は通常より6日以上長持ちします。