<竹炭の効用>

竹炭と竹酢液は水や空気をきれいにし、化学肥料を使いすぎて衰弱した農地の地力を回復させ、又、有害な電磁波障害を防ぎ、ストレスを解消させ、気分を穏やかにするマイナスイオンを増やします。
竹炭の様々な効用は―。
                                  

 ●ジュビロ磐田はトレーニングに竹炭を用いている
竹炭をからだの各部に当て、15分程ツボをマッサージ

 ●炭の催眠作用

炭やき場には鳥獣がよく姿をみせ、イヌやネコも寝そべる時は炭のあるところ、炭入りマットの上を選ぶ

 ●2000年もの間美女の肌を守り続けた炭

1972年、中国の馬王堆の墓地から発見された婦人のミイラには、肌にまだ弾力が残っていた。
棺の周囲に約5tの炭が使われていた。

 ●サントリーウイスキー「膳」は竹炭ろ過という方法で蒸留されている

バーボンのジャックダニエルは、カエデの炭の層に通してから貯蔵する製法。

 ●竹酢液ポリフェノールは抗酸化性がある

・赤ワインをよく飲むフランス人は、循環器系の病気の死亡率が低い(ポリフェノールが含まれている)。
・竹はヘミセルロース(糖分)、セルロース(炭水化物)、リグニン(炭化水素)という成分でできており、ポリフェノールはその総称です。

 ●竹炭1g(指先位)の無数の孔の面積は300u

バナナ1本分の丸炭で、東京ドーム1個分の位の面積。

 ●竹炭の孔は、微生物の高級マンション

孔蜂の巣のように六角形になっており、糸状菌(しじょうきん)、放線菌(ほうせんきん)等のバクテリア類が寄生して、臭いや汚れの成分を分解する。

 ●堆肥づくりに有効な竹炭

家畜のし尿、ワラ、落ち葉、枯れ葉、生ゴミなどを堆肥にするには、多種多様な微生物が必要。竹炭を粉にして、水を混ぜると、その中に様々な微生物が住み着き、3週間以内で良質の堆肥が出来上がる。

 ●竹は腐りますが、竹炭は絶対に腐らない

竹炭には灰分(ミネラル)、珪酸、カリウムが含まれ、灰分(ミネラル)は竹が土のなかから吸い上げた栄養分、主にカリウム、カルシウム、リン、ナトリウム、鉄、マグネシウム、マンガン、亜鉛、セレン等がバランスよく含まれている。

 ●竹炭はガーデニングの用土づくりにも役立つ

粉末にした竹炭を用土全体の10〜15%を目安に混ぜると土の養分が増し、土そのものの通気性、通水性、保水性が高まり、有用な微生物が増殖します。作物の生育がよくなり、病虫害にも強くなります。

 ●炭化温度650℃で伝導体に変身する竹炭

エジソンは日本の竹を使って電球を発明した。
よく炭化された竹炭は、電気を良く通すので、電磁波を遮蔽したり、不快な静電気のショックを和らげます。

 ●縦にして燃やすと火力が3倍になる竹炭

竹炭の熱量は木炭よりも10%以上高く、重油の約50%に相当する。
肉や魚などを炭火で焼くとガスや電熱器などよりも早く肉身の表面が熱くなり、表面の組織が硬くしまり、肉身のうまみ成分グルタミン酸などを外に逃がさない効果があります。

 ●竹酢液は竹炭を焼く煙からつくります

煙が煙突を通って空気中で自然に冷却され、液状になったものを採取してつくるのが竹酢液です。主成分は、酢酸、プロピオン酸、ギ酸、メタノール、プロパノール、エタノール、吉草酸エステルなど約250種類以上の化合物が溶けこんでいます。

 ●竹酢液の有効成分

ポリフェノール(抗酸化作用、殺菌作用)を初め、スキンケアや肌の美容に有効なもの、臭いを消すもの、土の中の微生物のエサとなって増殖を助けるもの、植物の根の成長を促進させるもの、野菜や果物の形や風味をよくする植物ホルモン的な働きをするものが含まれている。

 ●野菜のアク抜きから酒づくり、そして美容まで使える竹炭

・竹炭に含まれるカルシウム、カリウムが水に溶けるとアルカリ性の水溶液となり、石鹸と同じような洗浄効果を発揮します。皮膚にやさしい石鹸が商品化されています
・灰は野菜や山菜のアク抜き、酸性土壌の中和にも利用。
・ニシンやタラの干物を調理するとき、灰汁を使います。
・鳴門名物の灰干しワカメは、鮮度を長持ちさせるため、取り立ての新鮮なワカメに振りかけて乾燥させる。
・酒作りの「直し灰」は、灰に含まれている炭素の吸着力を利用して酒の臭気を消し、不純物を取り除いている。
・陶器のうわぐすり「釉薬」は、陶器が液体やガスを吸収しないように表面を覆ったり、絵つけや発色には欠かせません。

 ●竹炭は空気中のマイナスイオンの量を増やします

マイナスイオンは人々に、心身の安らぎを与える作用をする。イオンとは電気を帯びた超微粒子で、空気中を電気を帯びた小さな分子が浮遊しているのです。
プラスイオンが多いとものが腐り、老化し、錆びつきます。
マイナスイオンは、心身の休息を司る副交感神経に働きます。気分を安定させ、ストレスを解消し、リラックスさせる鎮静作用があるといわれます。
マイナスイオンが増えると、体内の細胞の活性が高まり、新陳代謝が活発になって、生命力がつよくなります。

 ●シックハウス・新築病を竹炭で克服

新築の室内の空気は、断熱材、塗料、防虫タタミなどから発揮するホルムアルデヒド、トルエン、アセトンなど有害な化学合成物質・VOC(揮発性有機化合物)です。VOCは頭痛、めまい、肩凝り、下痢、便秘、吐き気、冷え性、喘息や慢性的な疲労、倦怠感、アトピー性皮膚炎などを引き起こします。
空気中に竹炭を置くと、アンモニアガス系やペットの臭い、タバコの煙もよく吸着します。

 ●マイホームの湿気とカビを竹炭で追放

建築基準法で建物の基礎部分を密閉するため、床下の風通しが悪く換気が不十分なために、湿気が床下にこもるようになった。さらにアルミサッシのため、湿気が結露したり、カビ、ダニが多く発生する。カビが増えるとカビをエサにする昆虫類や微生物が住み着き、シロアリガ発生しやすくなる。
これらは、室内に竹炭を置いたり、床下に竹炭を敷きつめるだけで解決する。

 ●床下に竹炭を敷くだけでシロアリ退治

昔の家屋は、ヒノキ、ヒバ、カラマツ、クリなどシロアリが嫌う成分を含んだ硬い木材が使われていた。近年は安い輸入剤が多く使われ、その弱点を防腐剤で処理して補うようになっている。
薬剤にはクロム、銅、ヒ素などが用いられ、クロムとヒ素は遺伝子に損傷を与えるといわれ、ヒ素は発ガン性も指摘されている。
竹炭を床下に敷くと、梅雨時は湿気を吸収し、真夏や冬の乾燥期には給した水分を放出して、常に湿気をコントロールします。
実験によると―。
床下に竹炭を1坪当たり50kgの割合で敷きつめると、床下の湿度は夏季で約5%、冬季で約10%低くなり、梅雨どきでも95%以上にはならない。又、結露せず、カビがはえない。もちろんシロアリはでない。

 ●竹酢液を10〜30倍にうすめて床下の木材部分に散布すると、消臭効果の他シロアリ、ネズミ、ゴキブリ、ナメクジなどを寄せつけない忌避効果がある。

 ●地球上の全ての生物は磁場からのエネルギーに支えらて生きている―竹炭は磁場を改良する

北極と南極の間に磁力線が働き、その回りに磁場が高く、沼地や渓谷のような凸地は、磁力線が強く、磁場が高く、沼地や渓谷のような凹地は磁場が低い。人間のエネルギーが低下し、健康が損なわれやすい場所は、磁場の低い場所と一致する。
昔から神社・仏閣は磁場の高いところに建立されている。磁場を改良する方法として白灰かオガライトを家屋の中心に1か所、家の周囲(庭や畑)に3か所、直径、深さとも1m位の穴を掘り、底から60cm位の層になるように炭を入れる。炭の上から水をたっぷり注いで、よく練り合わせてから土をかけ、穴を埋め戻す。

次ページへ